空調服®とはコピー

空調服®の冷却システム

生理クーラー®の原理を利用した空調服®

空調服®の特許・技術の要は、送風ファンを衣服に装着しているだけでなく、人体が本来備えている「汗を蒸発させて体温を下げる」仕組み=生理クーラー®理論を応用している点にあります。「身体と衣類の間に、大量の風の流れを体と平行につくり、汗の気化を促進させて体温と体感温度を下げる」空調服®は、

  1. 汗を蒸発させることで、外気温が高くても快適な状態を保つ
  2. 部屋全体を涼しくするのではなく、人だけを涼しくする

ことができます。この革新性が、大きな発明として価値を認められているのです。

【OFF】空調服®を着用し、ファンをつけずに 10分間運動

【ON】空調服®を着用し、ファンをつけて10分間運動

激しい運動をすれば、1時間に1000cc以上の汗をかくこともありますが、1000ccの汗が全て蒸発した場合、気化熱によって580kcalもの熱を身体から奪います。これは、重労働である木びきを1時間行い続けた場合の産熱量(480kcal)を充分にカバーします。発汗量は脳でコントロールされ、必要なときに必要な量を発汗する様になっています。この生理的な冷却システム(以下「生理クーラー®」)は、「汗を蒸発させるための仕組み」が備わることで、十分な効果を発揮します。

この生理クーラー®を利用したのが空調服®です。生理クーラー®が正しく動作している状態(かいた汗が瞬時に蒸発され続けている状態)をつくることで発汗量は身体が必要としている量となり、着用時の状態に応じた適切な冷却を行うことが可能になります。

空調服®は身体の冷却に寄与しなかった無駄な汗を蒸発させることによって、快適に感じる温度範囲を大幅に拡大することができます

空調服®の有効範囲

着用現場の温・湿度によって、最大効果は変化します

空調服®は、服に取り付けられた小型ファンによって、外気を服の中に取り入れて、冷却効果を得る仕組みのため、着用現場の温・湿度によって、最大効果は変化します。 下記のグラフは、各温・湿度条件において、空調服®がどの程度有効に能力を発揮できるかを示したものです。

空調服®の着用効果

身体に対する効果

生理クーラー®を補助し、最適な状態に体表を冷やすことで、常に快適な状態を保ちます。無駄な汗をかかなくなり、体力の消耗を抑えます。汗がすぐに蒸発するので、汗臭が減り、あせもなど、汗による皮膚病になりにくくなります。 ※効果には個人差があります。

エネルギー・コストに対する効果

空調服®を毎日着用しても、1ヵ月の電気代は約48円と非常に安価です。 ※BTSP1(バッテリー)を1日1回8時間充電した場合

作業効率アップによるコストダウン効果

空調服®を使用することで、作業効率が上がった場合、大きな利益改善が期待できます。 作業効率が10%アップすれば、11人分の仕事を10人で行えます。